「護摩はどうして効くのか?」2024.01.22
加持(かじ)と者(いっぱ)
如来(お不動さんとは、大日如来が不動明王に変身した姿)の大悲(だいひ)と衆生(しゅじょう)の信心(しんじん)を現す。

仏日(ぶつじつ)の陰(かげ・光のこと)、衆生(しゅじょう・皆さんのこと)の心水(しんすい・あなたの胸の月輪・こころ・丸い池があって波打っていない時)に現ずるを加(か)と言い、行者の心水良く仏日を観ずるを持(じ)と名づく。

丸い池があって波打っていない時は月がその姿を現するように、心水が波打っていない状態であれば仏の光を受けれます。
つまり、仏さんの光を観じることが加持です。
護摩の火を仏の光とするのが護摩供です。
その護摩の炎を観じるだけで仏日の光を受けたことと同じになりますので、加持は成就し願いは叶います。
具体的に護摩の行法は、住職が三昧(さんまい)に入ることはいうまでもありません。

2月3日の新年護摩祈祷で住職が具体的に何をするかというと、皆さんに加持をしています。
来られた方はぜひ、仏の光を受け取ってください。
心水が乱れていると仏様の光は受けにくいです。
いつでもどこでもどこにいても仏の光は降り注いでいるのですが、薄暗いよりは明るい方が良く見えるように、護摩の炎は強いので、さらに仏の光を受け取りやすい良い機会なのです。

では参座できない人は受け取れないのか?そんなことはありません。
遠隔でどこにいても受け取れます。地球の裏でも!
例えば、2月3日に厳修する護国院の新年護摩祈祷のお札は御幣札ですが、それには一年間皆さんを見守ってくれる不動明王のお力が宿っていますから、お家に迎えていただいたら、お好きなところに一年間お飾りしてください✨(ご自宅に飾れない場合は本堂にてお飾りします。)

一人一人の心が普段から波打たない綺麗な鏡のようにする方法の一つとして、例えば、朝起きて外に出て太陽の光を幸せな光と思う、あるいは雨の日の雨粒ひとつひとつを恵みの水だと思うだけでも、その心が仏の光となりますので、一日を幸せに過ごせますよ😊

炎の中に行者が映った例

2024年1月14日(日)、護国院(奈良別院)にて梵字教室を開催しました。
梵字のお勉強はもとより、何気ない会話で、仏様に関することも、阿闍梨さんしか知らないことなども聞ける場合があります。
不定期で開催しておりますので、興味のある方は護国院のLINEやメールなどからお問い合わせください。


心痛める出来事から始まった令和六年。
みなさま、それぞれの立場で出来うることをされていることと存じます。

護国院(本院)は、写真の細い道を上がったところにあります。
令和6年2月3日は新年護摩祈祷を厳修いたします。

このQRコードで護国院のLINEにお友達登録できますので、お札のお申込用紙をFAXせずに写真画像で送っていただいても大丈夫です。

また、新しい取り組みとして、寺報を発行しました。
まだ手に取られていない方へは郵送いたしますので一報くださいませ。
インスタ・フェイスブック・旧ツイッターでは、何気ないお寺の日常を綴っています。
ほっと一息ついた時に覗いてみていただけたら嬉しいです。
令和6年も人の繋がりを大切にしながら、新しい発見に喜べる毎日を過ごせる一年でありますように。


2023年12月4日と、12月5日の二日間、本院にて護摩法要を厳修いたしました。初日は左上から明るい日の光が入り、とてもきれいでした。二日目は、檀信徒さんの身体健全も祈念し、長めに拝みこみました。新たにお申し込みの方は「加持祈祷」ボタンから参考にされてください。


「占学・運のあるなし」の話をします。
自分のことがよくわからなくて、ついつい占いに頼りがちですよね。
占いにも様々な種類がありますね😃
いつ生まれたか、どこで生まれたか、事実として変えられません。
観相学においても、その人の特徴やサインは出ています。
また、お子さんの特性で悩まれている方も多いですよね。
我が家も子どもは4人(男女女男)おりますが、これまた四人とも全く性格は異なります。
赤ちゃんの時からその子の特性を知っておけば、なんでこの子はこうなんだろうと、変に思い悩む必要なく、子育てのストレスがちょっと減るかもしれません。
でも占学で分かることは頑張っても50%なんです。
じゃあどうしたら良いか。
「三力偈」さんりきげという言葉がありますが、
ここでは、かなりはしょりますが😅
簡単にいうと、先祖供養を怠らず、仏様からの慈悲をいただくこと。
そうすると幸せに生きれます。
※特に子育てでは、親の思う型枠にはめて安心したいものですが、そうはいかぬのが実情です。そのような時こそ、自分の力では及ばない世界のアイテムを入手し、楽しく幸せに生きましょう!


2023年11月1日と、11月2日
橿原市の奈良別院にて「特別梵字教室」を開催しました。
講師は橋本弘道先生です。
ベトナムから高僧がお二方いらっしゃいました。
https://daibaothapmandalataythien.org/
通訳の方は難しい専門用語を上手に同時通訳しながら、楽しく二日間、座学から実践まで学習していただきました。
ご希望通り、筆字のみならずハケ字も練習できました。


2023年10月26日
東温市の本院にて「不動護摩供」を厳修いたしました。
みなさま気持ちよく帰られました。
ペットちゃんもおとなしく参座しておりました。
(護国院では、内陣でなければペットちゃんも入れます。)

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